2013年11月10日 13:22 | 無料公開
国の重要文化財に指定されている戸定邸などがある松戸市松戸の「戸定が丘歴史公園」が今、花や木の実で色付いている。10日までは戸定邸の座敷や庭園に面した軒先などに約180鉢の菊花がずらりと並べられている。これは地元の菊作り団体「千松菊花会」の会員らが丹精込めて育てたもので、黄色や白色など色とりどりの作品が美しさを競っている。
12月15日まで「没後100年徳川慶喜展」が開かれている戸定歴史館の入り口近くでは、飯桐(いいぎり)の大樹がブドウに似た形の赤い実の房をたわわに付けている。同歴史館によると、9月末ごろから緑色の実がなり、今月になってから赤く色付いたという。