上総ゆかりの万葉集学ぶ 専門家が魅力を紹介 木更津

 万葉集に歌われた和歌を通じてまちづくりや文化振興を進める「万葉の歌碑を建立する会」は、木更津市かずさ鎌足のかずさアカデミアホールで、万葉集を学ぶ会を開いた。古代文学が専門の早稲田大学の内藤明教授が講演し、約180人が来場した。

 同会は、万葉集に上総国の歌が収められていることから、JR久留里線馬来田駅前などゆかりの地に七つの歌碑を建立。歌碑巡りができる「文学の路」をつくっている。

 上総から九州などに派遣された兵士「防人」の歌もあり、この日は「房総の防人の歌」と題して内藤教授が万葉集の世界を紹介した。


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