複合型商業施設や公共施設を整備へ 病院建設変更し市が方針 東松戸駅前のまちづくり用地

 松戸市の本郷谷健次市長は27日の定例会見で、松戸市立病院建て替えのために取得措置をしたものの途中で「まちづくり用地」に用途変更した東松戸駅前の土地(同市東松戸2、旧紙敷土地区画整理事業66、65街区)の今後の活用について基本方針案を示した。66街区は建物の少なくとも1階部分が商業施設となる複合型ビル、65街区は公共施設を整備する考え。

 66街区は約1万1千平方メートル、65街区は2876平方メートルの広さで、JR武蔵野線と北総線が交差する東松戸駅から徒歩1~2分の好立地。もともとは市立病院建て替えの建設予定地として松戸市土地開発公社が先行取得したが、市長が2010年に本郷谷氏に交代するなど紆余(うよ)曲折を経て、病院建設が同市千駄堀地区に変更となり、事業目的をまちづくり用地に変更した経緯がある。


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