大粒アサリがザクザク オープン前に試し掘り 富津の潮干狩り場

 潮干狩りシーズンの到来を控えた富津海岸潮干狩り場(富津市富津)で18日、試し掘りが行われ、例年よりも大粒のアサリが“ザクザク”と顔を出した。同海岸の潮干狩り場は3月15日にオープン予定で、関係者は多くの来場を期待している。

 富津漁協によると、同市沖では昨年6月ごろからアサリが大量発生しており、味も良好だという。この日の試し掘りでは、関係者が熊手を入れると、アサリに交じってハマグリも次々に姿を現した。

 同海岸の潮干狩り場には昨年、約10万1000人の観光客が訪れたが、東日本大震災前の17~18万人の水準には戻っていない状況。

 同漁協の佐久間国治組合長(66)は「今年は潮回りが良いので15万人を目標にしたい。実入りや味が良いので、潮干狩り場にできる限り放流したい」と話していた。


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