2014年3月3日 16:40 | 無料公開
約4600人が富津岬を駆け抜けた「第36回千葉県民マラソン」。あいにくの冷たい雨が降る中、メーン会場の富津市総合社会体育館では、同市観光協会(松本孝会長)が恒例の地元産生ノリを使ったみそ汁が振る舞われ、参加者の心と体を温めた。マスコットキャラクターのおもてなしやそろいのTシャツでメッセージをPRするグループなども大会を盛り上げた。
恒例のみそ汁無料配布では、同協会で5千食分を用意。「あいにくの雨。少しでもあったまってもらえれば」と松本会長(70)。協会メンバー27人が振る舞うあったかいみそ汁に、来場者の手が次々と伸びた。
四街道市の主婦、橋本陽子さん(41)は「おいしいです。体があったまってありがたい。助かります」とにっこり。
また、富津市のマスコットキャラクター、ふっつんやマザー牧場のマスコットキャラクター、マーモママも登場し、来場者と交流した。
富津市消防本部は、有志9人が今大会用に新たに作ったそろいのオレンジ色のTシャツ姿で6年連続出場。1選手に1文字ずつプリントされ、順番に並ぶと「火災予防運動実施中」に。3月1日から実施している同運動をPRした。
同消防本部消防司令補、鈴木淑之さん(43)は「雨だけど、苦しい顔を見せず、笑顔で火災予防運動のPRをしたい」と意気込んでいた。