2014年4月2日 16:19 | 無料公開
柏市は1日、高齢者の在宅医療に伴うさまざまな相談の窓口となる「柏地域医療連携センター」のサービスを始めた。医師や看護師、ケアマネジャーの紹介や市民への情報提供などを進める。
市は約5年前から東大などと共同で、医療や介護などを一体的に提供し高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けられるようにする町づくりを進めている。同センターを取り組みの中心施設と位置づけ、市の福祉政策室の一部や、地元医師会、歯科医師会などが入り、連携しながらきめ細かい支援につなげる。
建物は2階建てで、延べ床面積は約千平方メートル。医師会などが約2億5千万円をかけて高齢化率が4割を超える同市豊四季台1の豊四季台団地内に建設し、市に寄付した。
開所式で秋山浩保市長は「センターの開設により高齢化対策をさらに充実させたい」と語った。