2014年4月18日 15:38 | 無料公開
3~4月にコスタリカで開かれた女子サッカーのU-17(17歳以下)ワールドカップに日本代表ゴールキーパーとして出場した松戸市立松戸高校2年の松本真未子さん(16)が、同校体育館で大会優勝と最優秀キーパー賞受賞の報告会を行った。
報告会は、同校の全校生徒約1100人を前に行われた。松本さんは獲得したばかりの金メダルを胸に、やや緊張した面持ちで壇上に上がり、今回の優勝について「夢への第一歩です」と位置付け。その後の記者団への取材では「将来はなでしこジャパンとしてW杯、五輪に出場し優勝したい」と力強く夢を語った。
同大会で松本さんはゴールキーパーとして全6試合に出場。スペインなど強豪国を相手にわずか1失点の鉄壁の守りで“リトルなでしこ”の優勝に大きく貢献した。
松本さんは同市出身。もともとドッジボールが得意で、小学6年生の時にキャッチング能力を見込まれ、松戸市内のサッカーチームにキーパーとして誘われたことがサッカーとの出合い。現在は学業の傍ら浦和レッズレディースユースに所属し練習に励んでいる。
キーパーについて松本さんは「目立つポジションではないが、チームの流れをつくることができる」と魅力を語る。今回の大会では観客の多さに驚いたと言い、「決勝戦では自分の得意なプレーが出せました。少しずつ優勝の実感が湧いてきました」と振り返った。
同市は、松本さんの活躍をたたえようと市役所内に横断幕を掲出。松戸駅前にも掲げた。