<コロナ5類移行1カ月> 見えぬ感染拭えぬ不安 高齢者施設や医療機関

「おおこし」が運営する高齢者施設では、パーティションを置き、職員(右端)がマスクを着用するなど、従来からの感染対策を継続している=7日、千葉市若葉区
「おおこし」が運営する高齢者施設では、パーティションを置き、職員(右端)がマスクを着用するなど、従来からの感染対策を継続している=7日、千葉市若葉区
新型コロナの5類移行後、急性感染症の患者が増えていると語る太田文夫さん=7日、千葉市美浜区
新型コロナの5類移行後、急性感染症の患者が増えていると語る太田文夫さん=7日、千葉市美浜区

 新型コロナの5類移行から8日で1カ月を迎える。高齢者施設や医療機関からは、移行で生じたさまざまな変化に不安の声が上がっている。基礎疾患を持つ高齢者が多く利用する千葉市若葉区の高齢者施設では、毎日の感染発表がなくなり「感染動向がつかみづらい」と心配を口にする。同市美浜区のクリニックでは感染への警戒が緩まり、インフルエンザなど別の感染症の患者が急増している。< ・・・

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