「いすみモデル」全国へ 給食有機化の先進地 新設協議会 市が事務局 7月、各地から視察 【SDGsちば】

給食で地元産有機米「いすみっこ」を食べる長者小5年生。校庭に作った田んぼで有機米を栽培する=いすみ市
給食で地元産有機米「いすみっこ」を食べる長者小5年生。校庭に作った田んぼで有機米を栽培する=いすみ市
有機米の田植えをする小学生=昨年5月、いすみ市
有機米の田植えをする小学生=昨年5月、いすみ市

 農薬や化学肥料を使わず栽培した有機食材の学校給食への導入を推進しようと今月設立された「全国オーガニック給食協議会」の事務局をいすみ市が務めることになり、太田洋市長が代表理事に選出された。同市は全国で初めて給食のご飯すべてを地元産有機米にした給食有機化の先進市。会員による同市への視察研修会も予定されるなど、「いすみモデル」に注目が集まっている。

 協議会は「学校給食の有機化」を全国で実現していくため、官民が連携して先進地視察や研修、フォーラムを定期開催する ・・・

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