盗難車をヤードに運搬 柏の強盗殺人 容疑の無職男2人逮捕 県警

 柏市篠籠田で2月、会社員の保田智さん=当時(31)=が奪われた自分の車にはねられ死亡した強盗殺人事件で、県警捜査1課と柏署の捜査本部は9日までに、奪った車を解体作業場まで運んだとして盗品等運搬の疑いで柏市宿連寺、無職の男(23)=窃盗罪で起訴=と松戸市南花島3、同の男(46)を逮捕した。

 同事件での逮捕者は計5人になった。5人は千葉や東京、埼玉などの関東各県で犯行を繰り返していた自動車窃盗グループのメンバーとされる。

 男(23)ら2人の逮捕容疑は同事件当日の2月22日、強奪された車と知りながら保田さんのスバル「インプレッサ」を松戸市内の駐車場から、袖ケ浦市内の「ヤード」と呼ばれる解体作業場まで運んだ疑い。男(23)は容疑を認め、男(46)は「証拠はどこにあるのか」などと否認している。


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