男子、八千代松陰7位 女子、柏日体13位 全国高校駅伝

 全国高校駅伝が22日、京都市の西京極陸上競技場発着コースで行われ、第25回記念大会で58校が出場した女子(5区間、21・0975キロ)は豊川(愛知)が1時間6分54秒で2年ぶり、史上最多4度目の優勝を決めた。第64回の男子(7区間、42・195キロ)は山梨学院大付が2時間3分53秒で初優勝を果たした。

 県勢は男子の八千代松陰が2時間5分6秒で7位、女子の柏日体は1時間9分47秒で13位だった

 八千代松陰は1区・花沢賢人が区間3位、3区・羽生拓矢は同2位と力走し、一時は2位にまで順位を上げたが、終盤に失速した。

 初出場の柏日体は3区・酒井優莉菜が区間2位と健闘したが、順位を大幅に上げることはできなかった。

◆次の目標は箱根 八千代松陰・花沢
 八千代松陰のエース・花沢賢人は1区(10キロ)を3位で駆け抜けた。ただ、チームとしては序盤で貯金を増やしたかっただけに「抜け出したかったけど強い選手がついてきた。スパートが及ばなかった」と悔しがった。

 卒業後は、順天堂大に進学し箱根路を目指す。

◆区間2位自信に 柏日体・酒井
 柏日体の3区(3キロ)酒井優莉菜は区間2位の9分48秒で順位を二つ押し上げ「体が動いたし、いい走りができた」と振り返った。

 ただ、前に見えていた集団をとらえられず「追いつくのが精いっぱいだった」と悔しさものぞかせた。


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