東京円、78円台半ばで取引 円売りドル買い優勢 

 週明け30日午前の東京外国為替市場は、1ドル=78円台半ばで取引された。

 午前10時現在は、前週末比18銭円安ドル高の1ドル=78円44~49銭。ユーロは38銭円安ユーロ高の1ユーロ=96円44~47銭。

 27日に発表された4~6月期の米国内総生産(GDP)速報値が市場の予想を上回ったことで、米経済の先行きへの警戒感が和らぎ、円売りドル買いが優勢となった。対ユーロは、独仏首脳の電話会談を受けて欧州危機への悲観論がやや後退したことから、円を売ってユーロを買う動きが先行した。

 市場では「米連邦公開市場委員会などを控え、積極的に円を売る雰囲気は強くない」との見方もあった。


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