2012年7月31日 12:13 | 無料公開
政府の原子力災害対策本部は31日、東京電力福島第1原発を中心に半径20キロ圏に設定された海域の警戒区域について、福島県浪江、双葉、大熊、富岡の4町の沿岸から沖合5キロの範囲に縮小することを決めた。8月10日に実施する。 また、福島第2原発が立地する同県楢葉町について、ほぼ全域に設定されている警戒区域を8月10日、避難指示解除準備区域に再編することも決めた。準備区域は年間被ばく線量が20ミリシーベルト以下で、住民の早期帰還に向け除染の状況を踏まえながら段階的に指定を外す。楢葉町沖の海域の警戒区域も同時に解除する。