2012年7月31日 12:21 | 無料公開
農林水産省は31日、昨年7月から今年6月までの1年間の主食用コメの国内需要量(速報値)が、前年同期に比べ9・4万トン減って810・6万トンになったと発表した。減少は2年ぶり。確定値は11月に公表する。 需要量は、主食用コメの国内供給量から民間在庫量の増加分を差し引いて算出。少子高齢化や、肉やパン食の比率が高まる「洋食化」を背景に長期的には減少傾向が続いている。総務省の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりのコメ購入数量は前年同月を下回る月が多くなっている。 今年7月から1年間の需要見通しは798・1万トン。