2012年8月2日 23:53 | 無料公開
【ニューヨーク共同】2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は欧州債務危機への懸念拡大から大幅続落となり、前日比の下げ幅は一時、120ドルを超えた。 午前10時現在は前日比77・19ドル安の1万2893・87ドル。ハイテク株主体のナスダック総合指数は2・49ポイント安の2917・72。 2日に欧州中央銀行のドラギ総裁が記者会見で、欧州連合ユーロ圏諸国の国債買い支えを再開する用意があると明言したが、市場の想定の範囲内という見方が強く、投資家の失望感が拡大。 加えてスペインなどの国債の価格が急落したことから、朝方から幅広い銘柄で売り注文が膨らんだ。