がれき広域処理「推進」は88% 環境問題で内閣府調査 

 内閣府は4日、環境問題に関する世論調査結果を公表した。東日本大震災のがれきを被災地以外で受け入れる広域処理を「進めるべきだ」は63・5%で、「どちらかといえば進めるべきだ」と合わせて88・3%が推進に理解を示した。ただ、自分が住む地域での受け入れの是非は聞いておらず、広域処理を進める環境省は「単純に国民が広く賛成しているとは評価できない」としている。

 内閣府が広域処理に関し世論調査したのは初めて。「進めるべきだと思わない」は3・9%、「どちらかといえば思わない」は5・0%だった。推進に理解を示した割合をブロック別にみると、関東の92・4%が最も高い。


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