2012年8月10日 20:24 | 無料公開
小型モーターメーカーのシコー(神奈川県大和市)は10日、民事再生法の適用を東京地裁に申請し、保全命令を受けたと発表した。スマートフォン(多機能携帯電話)向けの受注が落ち込むなどしたためで、負債総額は7月末時点で約85億円。 シコーは同日、ベアリング大手のミネベアを支援企業にする契約を結んだ。ミネベアの支援を受けて再建を目指す。 シコーは東証マザーズ上場で、東証は9月11日付で上場廃止にすることを決めた。上場企業の倒産は今年5社目。 シコーは、世界で初めて携帯電話のマナーモード用モーターを開発。