韓国の全斗煥元大統領死去 光州事件などで死刑判決

1984年9月、日韓首脳会談を前に中曽根康弘首相(右)と握手する韓国の全斗煥大統領=首相官邸

 【ソウル共同】韓国で1979年の粛軍クーデターや、80年の光州事件を首謀したなどとして無期懲役が確定した全斗煥元大統領が23日午前、ソウル市内の自宅で死去した。90歳。多発性骨髄腫などの持病があったという。韓国メディアが報じた。民主化運動を弾圧する一方、在任中はソウル五輪誘致に成功したほか、84年9月に韓国大統領として初めて公式訪日した。

 慶尚南道陜川出身で、陸軍士官学校卒。79年10月の朴正熙大統領暗殺後、戒厳司令部合同捜査本部長として粛軍クーデターで軍の実権を掌握した。80年5月の光州事件を経て9月に大統領に就任した。


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