政府、欧州に液化天然ガスを融通 ウクライナ有事、米からの要請

桟橋に着岸するLNGを積んだ船=2020年1月、三重県川越町

 政府がウクライナ情勢の緊迫化で天然ガスの調達に不安を抱える欧州に対し、液化天然ガス(LNG)を融通する方針を固めたことが9日、分かった。同日にも発表する。米国からの要請を受けた対応。日本国内の必要量を確保した上で欧州を支援し、同盟国間の連携姿勢を示す。

 欧州連合(EU)は天然ガス輸入先の約4割をロシアが占める。ロシアがウクライナに侵攻すれば、米国はロシアに制裁を科す方針で、ロシアが対抗して天然ガスなどの供給を絞ることが不安視されている。

 日本政府はLNGの権益を持つ国内企業に協力を求め、欧州への供給を図るとみられる。融通する時期や量の検討を続けている。


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