ウクライナ情勢緊迫、選手に不安 ロシアに警戒「近づくな」

ショートトラック会場で練習するROCのセミョン・エリストラトフ(左)とウクライナのオレフ・ハンデイ=1日、北京(タス=共同)

 【北京共同】ロシア軍の展開でウクライナ情勢が緊迫する中の北京冬季五輪。両国の選手は表向き平静を保ち、交流する姿も見られるが、ロシアは2014年のソチ五輪閉幕後にウクライナ南部クリミアを強制編入した過去があり、ウクライナの選手らからは不安や警戒の声が漏れる。

 タス通信によると、ウクライナの青年スポーツ相は開幕前、代表選手に「ロシア人やロシア・オリンピック委員会(ROC)の旗に近づくな」と警告。写真などを撮られ、宣伝戦に利用されるのを恐れているとみられる。

 北京大会では、ショートトラックの練習でROC選手と会話したウクライナの選手は「古い友人で定期的に一緒に練習する仲。交流に問題はない」と話した。

 ただ、ウクライナのボブスレー女子選手は米CNNに「ロシアの選手は友達ではない」と警戒感をあらわにした。ウクライナのフィギュア男子選手は10日、ロシア通信に「紛争の話は嫌だ」と語った。


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