ロシア軍、欧州最大級の原発制圧 史上初の稼働中攻撃、施設損傷

4日、ロシア軍から攻撃を受けるウクライナ南部のザポロジエ原発(ウクライナ政府当局のフェイスブックより)

 【リビウ共同】ロシア軍は4日、ウクライナ南部にある欧州最大級のザポロジエ原発を砲撃し、制圧した。同国の原子力当局は、6基ある原子炉のうち1号機の関連施設が損傷したが、安全性には問題ないと発表した。原発は一部が運転中だったが、周辺の放射線量に異常はないとしている。史上初の稼働原発への軍事攻撃は、チェルノブイリ原発事故をはるかに上回る大惨事になりかねず、国際非難を招いた。

 砲撃により原発の研修施設で火災が起きたが、消火された。死傷者は確認されていない。原発は職員が安全基準に従って管理しているという。ザポロジエ原発はウクライナ最大の出力で総電力の約2割を担う。


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