2022年3月11日 14:34 | 無料公開
旧優生保護法訴訟の控訴審判決を受け、東京高裁前で「逆転勝訴」などと書かれた紙を掲げる弁護士=11日午後2時4分
旧優生保護法(1948〜96年)下で不妊手術を強制されたのは憲法違反として、東京都の北三郎さん(78)=仮名=が国に3千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は11日、請求を退けた一審判決を変更し、旧法を違憲と判断して国に1500万円の賠償を命じた。2月の大阪高裁判決に続き、国への賠償命令は2件目。控訴審で国の敗訴が相次ぎ、被害救済の議論に影響を与えそうだ。
不法行為から20年がたつと損害賠償の請求権が消滅すると定める民法の「除斥期間」適用の是非が争点。平田豊裁判長は、旧法の立法目的を「差別的思想に基づくもので極めて非人道的だ」と指摘した。








