国交相、船体の引き揚げ準備指示 海保、飽和潜水で調査へ

4月29日、海上自衛隊掃海艇いずしまが撮影した、北海道・知床半島沖で沈没した観光船「KAZU 1」(第1管区海上保安本部提供)

 北海道・知床沖で観光船「KAZU 1」が沈没した事故で、斉藤鉄夫国土交通相は2日の対策本部会議で、船体の引き揚げに関し「民間業者の専門技術を活用しつつ、国交省の総力を挙げて準備を開始してほしい」と指示した。海上保安庁は同日、深い海への潜水が可能な「飽和潜水」という専門技術を持つ民間業者と契約し、5月中にも船内の捜索を始めると明らかにした。難航している船体調査が進展する可能性がある。

 第1管区海上保安本部は同日、運航会社「知床遊覧船」(斜里町)の桂田精一社長(58)と豊田徳幸船長(54)に対する業務上過失致死の疑いで、同社事務所や社長の自宅を家宅捜索した。


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