2025年3月4日 00:09 | 無料公開
開幕した核兵器禁止条約の第3回締約国会議=3日、米ニューヨークの国連本部(共同)
【ニューヨーク共同】核兵器禁止条約の第3回締約国会議が3日(日本時間4日)、ニューヨークの国連本部で7日までの日程で開幕した。日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞受賞後、初の同条約会議。被団協事務局次長で広島の胎内被爆者浜住治郎さん(79)=東京都稲城市=が演説し、核兵器は「悪魔の兵器」だとして廃絶を訴えた。
米国の「核の傘」に頼る日本は条約に参加しておらず、被爆者らからオブザーバーとして会議出席を求められたが、核抑止力を重要視して参加を見送った。北大西洋条約機構(NATO)加盟国で、第1回、第2回にオブザーバーとして参加したドイツやベルギー、ノルウェーも不参加を決めた。
浜住さんは演説で「被爆の悲劇を繰り返してはならない」と強調。国際法で核兵器を「違法」とした禁止条約は「被爆者の悲願」だったと語り、参加国の拡大を期待した。
会議冒頭、議長を務めるカザフスタンのラフメトゥリン外務第1次官は、世界的に核兵器が強化され、脅威が高まっていると指摘した。








