2025年3月8日 10:28 | 無料公開
造船所で艦船の建造事業を視察する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(手前左から2人目)(朝鮮中央通信=共同)
【北京共同】北朝鮮メディアは8日、金正恩朝鮮労働党総書記が造船所を訪れて艦船の建造事業を視察し「海軍の戦力の先鋭化と核武装化」が国防発展戦略の重要な課題だと述べたと報じた。保有を目指す原子力潜水艦の建造も視察したと言及しているが、開発の実態や進捗状況は不明だ。
2021年からの「国防5カ年計画」では原潜と水中発射型の核戦略兵器の保有を掲げていた。計画の最終年を迎え、開発を加速させたい考えとみられるが、原潜については技術的な壁が高いとされる。
金氏は、東西が海の北朝鮮にとって海洋の主権を守ることが国家防衛の「核心だ」と強調。敵による海上、水中の軍事活動は「絶対に座視しない」と述べ、全海域で早期に戦力を向上させるよう指示した。
海軍力の増大で「敵対勢力の砲艦外交」に対抗すべきだとも述べた。米国が念頭にあるとみられる。視察の日時や場所は明らかにされていない。
金氏は昨年9月、海軍基地の建設予定地を視察し、大型の艦艇や潜水艦を近い時期に保有すると述べたと報じられた。








