レバノンと国境画定交渉へ イスラエル、米仏交え協議

 【エルサレム共同】イスラエル首相府は11日、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラとの停戦合意を巡り、イスラエルとレバノンの国境画定交渉を開始することで合意したと発表した。レバノン南部ナクラで米国、フランスの代表も交えて協議した。拘束していたレバノン人5人の釈放も決定。レバノン大統領府は、うち4人が既に解放されたと明らかにした。

 両国の国境沿いには係争地があり、国境が画定していない。イスラエル首相府によると、国境画定のほか、イスラエル軍が駐留を続けるレバノン南部5カ所の扱いや、イスラエルが拘束するレバノン人の釈放について、それぞれ協議する作業部会を設立する。

 イスラエル軍は停戦後も連日のようにレバノン南部を攻撃し、11日も空爆でヒズボラ戦闘員を殺害したと主張した。

 イスラエルとヒズボラはパレスチナ自治区ガザで戦闘が始まった2023年10月以降、国境を挟んで交戦。イスラエル軍は24年9月にレバノン南部に地上侵攻した。同年11月に発効した停戦合意の撤収期限は過ぎたが、イスラエル軍はレバノン南部で駐留を続けている。


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