2025年4月14日 20:50 | 無料公開
14日、ベトナムの首都ハノイで手を振るトー・ラム共産党書記長(右)と中国の習近平国家主席(共同)
【ハノイ共同】中国の習近平国家主席が14日、ベトナムの首都ハノイを訪問し、東南アジア歴訪を開始した。18日までの日程でマレーシア、カンボジアも訪れる。中国は米国との間で高関税の応酬となっており、経済への打撃を東南アジアとの関係強化によって緩和させたい狙いだ。
習氏はベトナムの最高指導者トー・ラム共産党書記長と会談し、社会主義国としての伝統的な友好関係の維持を訴え「(中国とベトナムの)運命共同体建設を着実に進めよう」と呼びかけた。貿易投資の拡大についても話し合うとみられる。
トー・ラム氏は「(習氏の訪問は)両国の包括的戦略パートナーシップを深める上で重要な節目だ」と述べ、関係強化に意欲を示した。
ベトナムには多くの中国企業が進出。ベトナム政府も中国との貿易や投資の拡大は経済発展に不可欠だとみている。
習氏は14日付のベトナム共産党機関紙ニャンザンに寄稿。トランプ米政権の「相互関税」を念頭に「貿易戦争と関税戦争に勝者はいない」と強調し、多国間の貿易システムや協調的な国際環境を守る必要性を訴えた。








