2025年4月15日 16:25 | 無料公開
北朝鮮北西部の新義州周辺で資材などを運ぶ労働者=14日、中国遼寧省丹東から撮影(共同)
【北京共同】北朝鮮が10月に朝鮮労働党創建80年を迎えるのを前に、工場や病院、観光施設など大型建設事業の完工を急いでいる。2021年から5年間、毎年住宅1万戸を平壌に増設する計画も最終年に突入。国営メディアによると、金正恩党総書記はセメント不足のため一部の計画を越年すべきだとの提案を一蹴し、期限内の完工を求めた。
共同通信記者は15日までに、北朝鮮北西部の新義州周辺で温室農場の建設が進められているのを、中朝国境の鴨緑江を挟んだ中国遼寧省丹東から確認した。完工時期は不明だが、北朝鮮で最大規模となる見通し。川沿いの護岸整備にも多数の労働者が動員されていた。
中朝間に架かる「中朝鴨緑江大橋」の北朝鮮側では、広範囲で建物の建設が進んでいた。税関施設とみられ、韓国政府関係者によると2月に動きが本格化。14年の本体工事完了から10年余り経過したが、同橋は未開通のままで、開通につながるかどうか注目される。
金氏は国内外に成果を宣伝しやすい建設事業に注力。今年6月に東部江原道で「葛麻海岸観光地区」が開業する。








