欧州・ウクライナの和平案判明 領土交渉より停戦先決、米と開き

24日、ロシア軍によるミサイル攻撃があった現場=ウクライナ・キーウ(共同)

 【モスクワ、キーウ、ワシントン共同】ロイター通信は25日、ウクライナと欧州諸国が米国に示した提案の詳細を報じた。領土交渉よりも停戦実現が先決と主張し、米国などによる「強力な安全の保証」を要求する内容。ウクライナに領土の譲歩を迫るトランプ米政権の和平案への対案だが、両案には大きな開きがある。米ウクライナの立場の違いが鮮明となり、和平交渉の難航は必至だ。

 インタファクス通信によると、トランプ政権でウクライナ和平交渉を担うウィットコフ中東担当特使が25日、ロシアの首都モスクワに入った。同日にプーチン大統領と会談する見込み。ウィットコフ氏がプーチン氏と会談すれば、今月11日に続く4回目となる。

 トランプ大統領は24日、ウクライナの首都キーウを狙ったロシアの大規模攻撃について、プーチン氏に対して「ウラジーミル、やめろ」とソーシャルメディアで訴えた。「不必要で、非常に悪いタイミングだ」と不満を表明した。

 キーウでは24日、ロシア軍の弾道ミサイルや無人機による攻撃で12人が死亡、約90人が負傷した。


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