印、パキスタンを攻撃 9カ所、死傷者不明

パキスタンが実効支配するアザド・カシミール特別州の州都ムザファラバードで、壊れた建物=7日(AP=共同)

 【ニューデリー、イスラマバード共同】インド国防省は7日、パキスタン領内を攻撃したと発表した。標的は「テロリストのインフラ」9カ所としている。死傷者の有無は不明。両国が領有権を争うカシミール地方のうち、インド側支配地域で起きたテロを発端に両国関係が悪化、緊張が続いていた。

 インドはテロにはパキスタンが関与していると主張し、パキスタンとの国境を閉鎖。両国を流れる川の水資源の配分を定めた条約も一方的に効力を停止した。パキスタンは関与を否定し、インドとの貿易を停止するなどの対抗措置を講じた。

 テロは4月22日、インド政府が直轄地とするジャム・カシミールで発生。武装集団が観光客らを銃撃し、26人が死亡した。パキスタンを拠点とするイスラム過激派「ラシュカレトイバ」系の組織「抵抗戦線」が犯行声明を出したが、後に関与を否定した。


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