パキスタン、インドへの反撃開始 核兵器管理「国家指令本部」招集

10日、カシミール地方のパキスタン側支配地域で、インド軍による砲撃の被害を調べる救助隊員ら(AP=共同)

 【イスラマバード、ニューデリー共同】パキスタン軍は10日、7日以降同国への攻撃を続けていたインドに対する反撃を開始したと明らかにした。複数のインド軍施設を攻撃してミサイル保管施設などを破壊したと主張。核保有国同士の交戦が拡大した。パキスタン軍によると、シャリフ首相は核兵器の管理を統制する「国家指令本部(NCA)」の会議を招集した。

 一方、インド軍はパキスタンが応じるなら事態を激化させない用意があると表明。パキスタンのダール外相は「インドが攻撃を停止すれば、われわれも考慮する」と地元メディアに述べた。双方とも攻撃が続けば反撃する構えは維持しており、緊張緩和につながるかどうかは予断を許さない。

 パキスタン軍は10日、首都近郊ラワルピンディなどにある空軍基地3カ所が攻撃を受けたことなどから反撃を開始。インドが攻撃に使用してきた軍事施設を標的にしたと説明した。インドの超音速巡航ミサイル「ブラモス」の保管施設を破壊したとしている。

 インド軍は10日、「特定の軍事目標」のみを対象にしたと発表した。


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