いわき信組元会長に告発状 不正融資、私文書偽造疑い

いわき信用組合本部と本店営業部が入る建物

 福島県いわき市のいわき信用組合が預金者に無断で口座を開設し、架空融資などの形で不正に資金を流用したとされる問題で、組合員が、信組の江尻次郎元会長に対する私文書偽造容疑での告発状を福島地検いわき支部に提出した。関係者が22日明らかにした。

 関係者によると、告発内容は昨年10月、元会長が他の役員らと共謀し、顧客の男性から融資の申し込みを受けたかのように装い、借入申込書を偽造したとしている。提出は今月19日付。

 さらに、架空の融資を計上した虚偽の2023年度決算書を作成したとして、元会長に対する銀行法違反容疑などでの告発状も今月20日付で提出した。

 いわき信組は昨年11月、旧経営陣が大口融資先の企業の資金繰り支援目的で迂回融資していたと発表し、第三者委員会を設けて実態調査に乗り出した。第三者委は今月30日に調査結果を公表する予定。


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