2025年5月23日 18:06 | 無料公開
自民、公明、日本維新の会は23日、社会保険料の負担軽減に向け、各地の医療機関で余剰となっている病床の削減を進めることで大筋合意した。医療費の圧縮による保険料引き下げを維新が訴えていた。政府、与党は6月に策定する経済財政運営の指針「骨太方針」に明記する方向で調整する。具体的な削減は各地域の実態を精査して進める。
3党の党首は2月、社会保障改革として、現役世代の保険料負担軽減などに取り組むと合意文書を交わした。維新は実務者レベルの協議で、約11万床の削減で医療費を約1兆円圧縮できると主張している。