2025年5月29日 17:28 | 無料公開
経団連の定時総会で会長に選任され、あいさつする筒井義信氏=29日午後、東京・大手町の経団連会館
経団連は29日、筒井義信会長(71)が率いる新体制が発足した。筒井氏は日本生命保険社長、会長を務めた大物経営者で、金融機関出身で初めて経団連のかじを取る。トランプ米政権の高関税政策を発端に世界経済への逆風が強まる中、国内企業による高水準の賃上げ継続や成長分野への投資拡大を実現できるかどうかが課題となる。
29日の定時総会で役職者12人を選任した。筒井氏の任期は同日から2年で、慣例として2期4年務める見通しだ。副会長10人のうち4人が新任で、トヨタ自動車の佐藤恒治社長(55)やみずほフィナンシャルグループの木原正裕社長(59)らが就いた。会長を2期4年務めた十倉雅和氏(74)は退任した。
筒井氏は総会で「十倉前会長の集大成である(2040年を見据えた)中長期ビジョンをしっかりと継承する」と意欲を示した。総会に出席した石破茂首相は「引き続き官民で連携をして、賃上げと投資がけん引する成長型経済への確実な移行を加速させていただきたい」と述べた。








