八千代市長に豊田氏3選 小差で3新人退ける

八千代市長選開票結果 =選管確定=
 当 豊田俊郎 58 無現(3) 24969
  西田 譲 35 無新 23049
  岩井 覚 60 無新 15214
  松原信吉 64 無新  7113

 任期満了に伴う八千代市長選は19日、投開票が行われ、現職の豊田俊郎氏(58)=無所属、自民、公明推薦=が元県議の西田譲氏(35)=無所属=、元県議の岩井覚氏(60)=無所属、民主推薦=、元市議の松原信吉氏(64)=無所属=の3新人を破り3選を果たした。投票率は47・91%と、前回の45・46%を上回った。当日有権者数は14万9755人(男7万4035人、女7万5720人)。

 同市大和田新田の豊田氏の事務所に「当選確実」の一報が入ると、詰め掛けた支持者らは歓喜と安堵(あんど)に包まれた。

 豊田氏は8月にいち早く立候補を表明して組織を固めた。自民、公明の推薦のほか、両党などの市議10人と連携した選挙戦を展開。八千代医療センターの開設や最終処分場の緊急対策など2期8年の実績を強調するとともに、3期目のテーマ「ふるさと都市実現」と保育園入園待機児童ゼロ、新川周辺地区都市再生整備計画の推進などを公約に、幅広く浸透した。

 西田氏は若さを武器に世代交代の必要性と新川再整備計画の「4大ハコモノ中止」、行革による財政建て直しを訴えたが、わずかに届かなかった。


  • Xでポストする
  • LINEで送る