八千代市 有力4人少数激戦 (市原市、流山市、八千代市、我孫子市、鴨川市・南房総市・安房郡、鎌ケ谷市、君津市、富津市) 【ちば統一選 県議選2023 決戦の構図】(4)

◆無風一転、選挙戦へ 市原市

 自民、立民、公明の現職3人と、自民新人1人の計4人が準備し無投票の可能性があった中、共産新人が今月になって立候補を表明。選挙戦が行われる。

 自民は現職の伊豆倉と、引退する鈴木昌俊の長男で新人の友成の2人。伊豆倉は人口減少地域での活性化策を進め、鈴木友は若者・女性が住み続けられる街へ雇用創出を目指す。

 立民の菊岡は介護・福祉職の待遇改善を掲げる。公明の鈴木和は災害対応として老朽化したインフラ改修に取り組む。

 共産の福田は平和を守ることを政策の柱にする。

◆定数1増も激戦へ 流山市

 今回から定数1増。現職1人、新人4人による激戦で、保守系3人と立民新人、維新推薦の無所属新人が、それぞれの支持層や無党派層への浸透を図る。

 自民現職の武田は三郷流山橋の整備推進など実績をアピール。保守系で無所属新人の加藤は財政健全化を掲げ、野田は県と市の連携強化を訴える。

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