2014年4月21日 15:30 | 無料公開
バスケットボール男子の国内トップリーグ・NBL「千葉ジェッツ」は19、20の両日、船橋アリーナに強豪・東芝ブレイブサンダース神奈川を迎え、今季ホーム最終ゲームとなる2連戦を行った。20日の試合後、佐藤博紀キャプテンら選手とチームスタッフはシーズンを通して声援を送ったブースター(ファン)に感謝の言葉を述べ、「来季は優勝を目指す」と誓った。
ジェッツは19日、東カンファレンス首位の東芝に最大22点離されながら後半17連続得点で5点差まで猛追。意地を見せたが58-74で敗れた。20日も地力で勝る東芝を苦しませたが74-83で連敗した。
両日とも、今年1月に全日本選手権大会(天皇杯)を制した王者・東芝に対し気迫のプレーで挑んだ。それでも堅い守りと着実に得点する東芝に、シュートやパス精度で劣るジェッツがリードを許す展開となり、勝ち星はつかめなかった。
ホーム最終戦後にはエンドロール・セレモニーが行われ、特別映像を放映。選手らはブースターとともに今季を振り返った。
チームを指揮したレジー・ゲーリーヘッドコーチ(HC)は、「たくさんの人に来てもらい、感謝している。もっと勝ちたかった。(新加入選手が多かったため)シーズン当初はバラバラのところがあったが、互いに信頼できるチームになった。今後につながる土台はできた」と述べた。
佐藤キャプテンは「ホーム最終戦で勝てなかったが、シーズンを通してHCの『気持ちを出すバスケット』は浸透した。常に優勝を目指して戦っており、ジェッツは来季優勝を目指す」と誓った。
ジェッツの対戦成績は20日現在、52試合で17勝35敗。来週、アウェイのリンク栃木ブレックス戦で今季54試合を締めくくる。