2013年3月1日 11:12 | 無料公開
27日に行われたサッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグで、天皇杯全日本選手権を制したH組の柏がアウェーの中国・貴陽で貴州(中国)に1-0で勝利。2年連続のアジアの舞台で白星発進した。
柏はACL仕様の新システムで貴州を封じ込めた。「3バックとか4バックとかは関係ない。1対1の競り合いで負けないことが大事」と主将の大谷。時間帯によって最終ラインの陣形を変える試合巧者ぶりを発揮し、アウェーで大きな勝ち点3を手にした。
新しい布陣の狙いは対人プレーに強い3人のDFを並べ、ACLで想定される高さと速さのあるFWを止めること。鈴木、近藤、増嶋を中心に、相手の粗削りながら迫力のある攻撃を抑えた。
前半ロスタイムにクレオが均衡を破ったが、後半もパワープレーで押された。2度も相手のFKがクロスバーに当たり、近藤は「やられてもおかしくなかったし、運もあった」と振り返った。