【リヤド共同】サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）は１８日、各地でホームアンドアウェー方式の準々決勝第２戦が行われ、Ｊ１の柏はリヤドでアルシャバブ（サウジアラビア）と２－２で引き分け、２戦合計３－３で並んだがアウェーゴール数で上回り、初めて準決勝に進んだ。日本勢のベスト４は２００９年の名古屋以来。

　柏は前半１０分に先制されたが直後に追い付き、後半２８分には近藤の得点で勝ち越した。終盤に２点目を失ったが、粘り強く守り切った。２５日と１０月２日の準決勝で広州恒大（中国）と対戦する。

　広州恒大はラフウィヤ（カタール）に４－１で快勝し、２戦合計６－１で勝ち進んだ。準決勝のもう１試合はＦＣソウル（韓国）－エステグラル（イラン）。

◆近藤が貴重な初得点
　１－１の後半２８分、柏の近藤が貴重な勝ち越しゴールを決めた。左ＣＫを近いサイドから頭で流し込み「ジョルジ（ワグネル）のボールがよかった。練習でもあんなにきれいに決めたことがない」と、自身のＡＣＬ初得点を喜んだ。