2023年12月23日 05:00 | 有料記事

「チャーリーとチョコレート工場」。中央がウォンカ役の堂本光一。写真提供=東宝演劇部

「スクールオブロック」。♪『支配者に立ち向かえ』の一場面。デューイ役の西川貴教(中央)

「ラグタイム」。左から白人、ユダヤ人、黒人の各グループ。写真提供=東宝演劇部
コロナが終息し始めた矢先に芸能界に衝撃が走った。市川猿之助の両親自殺ほう助、ジャニー喜多川の性加害問題、宝塚歌劇団のイジメ騒動。目を転じればロシアのウクライナ侵攻は止む気配なく、イスラエルとパレスチナ自治区ガザの争いは激しさを増し、ミャンマー内戦は泥沼。そんな中、南房総では水仙や菜の花が咲いている。今年、心に残った10作品の感想をつづりたいと思う。
◇文=ミュージカル・ウオッチャー 御木平輔
◆少子化に歯止めが効かない日本。だがミュージカル界では子役たちが元気いっぱい舞台を駆け回っている。まず子役が大活躍した作品から紹介しよう。
★少女の反逆物語 「マチルダ」(ホリプロ、日本テレビ他)
♪正しくないな ・・・
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