自治体史の編さん事業 歴史の解明、地域振興の土台 古里の魅力向上へ活用を 茂原支局・武内博志 【ちば最前線】

 古里の歩みをまとめる自治体史の編さんが県内複数の市町で行われている。長生地域では、茂原市と一宮町が新たな市・町史の編さんに向け、歴史資料や民俗行事の調査を続けている。茂原市は昨年、計画する全9冊のうち1冊目の刊行にこぎ着けた。自治体史の編さん事業を通して、地域史を解明する意義を考える。
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