震災ボランティア体験報告 福島訪問の千葉敬愛高生 四街道

 東日本大震災で被災した福島県の復興への取り組みと現状を知ってもらおうと、四街道市の千葉敬愛高校(北原文成校長、生徒1202人)の生徒18人が28日の同校文化祭で、ボランティアで同県を訪れた体験を来場した市民らに報告した。

 1~3年生の生徒有志18人は、今年8月7、8日の2日間にわたり、震災ボランティア学習の一環で福島の被災地を訪問。南相馬市で津波の犠牲者に献花を行ったほか、川内村では小学生に勉強を教えるなどして交流した。

 体験報告会は生徒18人が分担して計5回実施。生徒自作のDVDビデオをスクリーンに映し、津波被害の爪痕や復興への取り組みを報告した。生徒が滞在中の感想を交えながら現地の実情を紹介すると、市民らは熱心に耳を傾けていた。


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