2014年2月7日 12:58 | 無料公開
2月6日の「海苔(のり)の日」に合わせ、木更津市中央1の市立木更津第一小学校(多田元樹校長、児童464人)で6日、同市の海苔漁師を招いた水産教室が開かれた。5年生の児童約80人が参加し、地元の産業である海苔養殖の方法を熱心に聞き入った。
同市内では毎年、海苔の日にちなんで市内の小学校で水産教室を開いており、この日は、金田漁協の漁師で木更津市議の斉藤高根さん(59)と牛込漁協の山口和江さん(62)を講師に授業が行われた。
斉藤さんは、海苔の摘み取りの様子などを映像を交えて解説。「木更津の海でもこうした仕事をしている人がいることを覚えておいてください」と呼び掛けていた。
児童からは「漁で一番大変なことは」などの質問が上がり、山口さんは「自然が相手。海の状況に合わせてやるのが難しい」と答えていた。
また、県漁業士会から市内の全小中学校に海苔約1万1500枚が贈られ、同日の給食で振る舞われた。