千葉ロッテマリーンズの応援を盛り上げるチアパフォーマー「M☆SPLASH!!」の特訓合宿が14日から鴨川市の県立鴨川青年の家で行われている。新人7人を加えた24人が、17日まで3泊4日で猛特訓している。
鴨川合宿は2008年から始まり今年7年目。雪の本降りを前に特急電車で鴨川入りしたメンバーは、早速曲に合わせた踊りの練習を開始した。球団の鴨川後援会長を務める長谷川孝夫市長も地元産のイチゴを手土産に、「M☆SPLASH!!の皆さんも鴨川市は応援してます。選手と一緒に優勝目指してほしい」と激励に駆け付けた。
1月に300人を集めた選考会で選ばれた7人の新人にとって、初めての本格練習となる。3月8日にオープン戦(対福岡ソフトバンクホークス)を控え、選手のオリジナルテーマやイベント用テーマなど80曲ほどを覚えなくてはならない。今年は例年より1泊増やし、朝から晩まで、練習メニューで埋まる。
新人のうち本県出身者は3人。「不安と緊張で気持ち悪くもなったけど、やるしかない」=美奈(柏市)、「一日も早く覚えられるよう頑張りたい」=利香(船橋市)、「チアは初めて。いっぱいいっぱいだけど早く慣れたい」=璃穂(市川市)と、一つ一つの動きを確認しながら、真剣なまなざしで練習に励んだ。
「チームの秋季キャンプ地でもある鴨川は、たくさんの人と出会える大好きな場所」とメンバーを引っ張るリーダーの貴代。合宿の目標は「絆」で、M☆SPLASH!!メンバーの絆、チームとの絆、お客さんとの絆を大事に、気持ちを一つにしていく。
来月から、一段と成長した新M☆SPLASH!!がQVCマリンフィールドを盛り上げる。「秋にはみんなで『歓喜のテーマ』を歌いましょう」。