“酒の井”の水飲んで! マスコットキャラも協力 ペットボトル販売開始

 酒々井町の水のおいしさを広く知ってもらおうと、同町は、水源の井戸水をペットボトルに詰めたミネラルウオーター「しすいの水」(500ミリリットル)を製造し販売を始めた。

 同町は、町のPRや、防災用備蓄としてミネラルウオーターの製造を2007年から続けており、今回で5回目。昨年12月、町内の深井戸からくみ上げた地下水を委託先の工場で販売品に仕上げ、新たにペットボトル1万本を製造した。ラベルには、町名の由来とされる「酒の井」伝説にちなんだ町のマスコット・キャラクター「井戸っこ(しすいちゃん)」の絵柄を初めて採用。キャラの活用で、町の魅力発信にもつなげる。

 町上下水道課によると、「しすいの水」は、町内の深さ約120~130メートルの深井戸からくみ上げられた地下水。適度にミネラルを含んだ弱アルカリ性の軟水で、和食料理やお茶などに最適という。

 町内では、「しすいハーブガーデン」(同町墨)や、JA農産物直売所、東関道酒々井パーキングの売店などで販売されている(1本120~150円)。


  • Xでポストする
  • LINEで送る