2014年5月12日 17:53 | 無料公開
富津市在住の大正琴指導者・向山裕子さん(44)が、2作目となる詩集「消えない空」(千葉日報社刊)を発刊した。
事故による視力の衰えと戦いながら詩作を続ける向山さんは、幼稚園教諭を退職後、大正琴の指導者をする傍ら、ボランティアでの演奏活動を行っている。
8年前、出会いの大切さをテーマにした第1詩集を発刊。その後、病に倒れた師や早世した友人への思いなどをテーマに、2006年からの3年間でつづった作品を第2詩集に収めた。
自身の詩に曲をつけたCDも発表している向山さんは「思いを形に残し、夢を持つことで自分自身の明日への活力となる。これからもさまざまな形で作品を発表していきたい」と話す。
税込1296円。問い合わせは千葉日報社企画事業部、電話043(227)0066。