2014年5月17日 14:03 | 無料公開
千葉県内有数のスイカの産地として知られる八街市。本格的な出荷シーズンを前に、品質や大きさの規格統一を図る「西瓜(すいか)査定会」が16日、JAいんば八街支所で開かれた。
天候に恵まれた日が続き、生育は順調。形の良いまん丸の大玉スイカが査定会に多数並んだ。グリーンやちまた園芸部西瓜部会の担当者は「糖度のあるおいしいスイカができた。今年も甘い」と胸を張る。
査定会には、生産者や市場関係者ら約150人が参加。同部会の担当者が、形や傷の有無、中身の詰まり具合などで4等級に区分される品質と、重さに応じて分別される10階級の大きさについて説明。出荷価格に影響するだけに、生産者らは真剣な表情で説明に耳を傾けていた。
同部会によると、出荷は12日に始まっており、八街産のスイカ約40万ケースが全国に流通するという。