「今年も甘い」と太鼓判 生育順調、大玉並ぶ 八街でスイカ査定会

 千葉県内有数のスイカの産地として知られる八街市。本格的な出荷シーズンを前に、品質や大きさの規格統一を図る「西瓜(すいか)査定会」が16日、JAいんば八街支所で開かれた。

 天候に恵まれた日が続き、生育は順調。形の良いまん丸の大玉スイカが査定会に多数並んだ。グリーンやちまた園芸部西瓜部会の担当者は「糖度のあるおいしいスイカができた。今年も甘い」と胸を張る。

 査定会には、生産者や市場関係者ら約150人が参加。同部会の担当者が、形や傷の有無、中身の詰まり具合などで4等級に区分される品質と、重さに応じて分別される10階級の大きさについて説明。出荷価格に影響するだけに、生産者らは真剣な表情で説明に耳を傾けていた。

 同部会によると、出荷は12日に始まっており、八街産のスイカ約40万ケースが全国に流通するという。


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