劇的な勝利に三塁側応援席には歓喜の輪が広がった。２７日にＺＯＺＯマリンスタジアム（千葉市美浜区）で行われた第１０５回全国高校野球選手権記念千葉大会の決勝は、専大松戸が習志野に８―７でサヨナラ勝ちした。チームカラーの緑色に染まった応援席は拍手と大歓声であふれ、春のセンバツで逃した全国制覇への期待が膨らんだ。

　専大松戸の応援席には、生徒や保護者ら約６００人が詰めかけ大声援を送った。応援の中心を担った一人でチアリーディング部の部長、小川万乃さん（１８）は「習志野の美爆音に負けない応援をしたい。選手を私たちが少しでも鼓舞できたらうれしい」と話した。

　スタンドからの後押しにグラウンド　・・・

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