2023年9月13日 20:04 | 無料公開

千葉日報 新型コロナ情報
千葉県は13日、県内204の定点医療機関から1週間(4~10日)に報告された新型コロナウイルスの感染者数が1医療機関当たり27・45人で、前週の約0・95倍(1・23人減)になったと発表した。減少は4週ぶり。総数は5600人だった。一方、インフルエンザは8・58人で約2・04倍に急増した。
県の週報によると、新型コロナは16保健所別で、市原が最多の40・55人。次いで君津が38・77人、松戸が32・55人、印旛が30・13人、海匝が29・50人だった。
年代別の総数は、10歳未満が最多で1153人、10代が1144人、40代が641人、50代が635人、30代が561人と続いた。
インフルの平均報告数は、保健所別で松戸が最多の11・9人、市川が11・2人、君津が10・5人だった。
県衛生研究所担当者は「学校での感染が広がり、平均報告数が増加している」と分析。例年は秋口以降に流行し始めるとし「すでに増加傾向にあり、近年にはない(流行の)動きをしている」との見解を示した。